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2008年11月27日 (木)

PlaceEngineはGPSを補えるか?

GPS単体測位の位置精度は「仕様通り」に精度が出て5~15m程度で、時間が経過するにつれて衛星の位置が変わるので計測している自分の位置もどんどん動いていきます。安いGPSアンテナを使っているとしょうがないのかなぁと思いつつ、PlaceEngineみたいな位置情報サービスを使ったらGPSの位置計測結果のばらつきを補えないかなぁ、と思いました。

その、PlaceEngineというのは、無線LANのアクセスポイントから送信される電波の信号強度を使って自分がいる位置を計測してしまおうというシロモノ。詳しいことはリンク先を見ていただくとして、最近は公衆無線LANのサービスやFON、家庭用の無線LANが普及してきたので、結構いろいろなところで使えるんじゃないかと目論んだわけです。

しかし、リスクもいくつか思いつきました。例えばこんなリスク。

  • 無線LAN(Wi-Fi)のアクセスポイントが無い場所では使えない。当たり前ですが。
  • PlaceEngineサーバに登録されていないアクセスポイントは計測に使えない。
  • 位置の精度は5~100m程度らしい。

では、つくばチャレンジが開催されるエキスポセンター付近でどれくらい無線LANのアクセスポイントがあるでしょうか。これは現地に行って、コース上で実測してみないと何とも言えませんが、このblogにまとめられている公衆無線LANアクセスポイントからたどってみると、TXのつくば駅は無線LANサービスを行っており、今年のコースの折り返し地点付近ではオークラフロンティアホテルつくばでHOT SPOTサービスが、FONマップを見るとエキスポセンター付近でFONを使っている人がちらほら。コースに沿った場所ではつくば市中央図書館でフレッツ・スポットのサービスが提供されているようなので、こんな感じで結構使えるんじゃないかと予想しています。ただし、無線LANの電波はあまり遠くに飛ばないのでコース上の特定の場所でしか使えないかもしれません。

そうなんですけど、ちょっと裏技的なアイデアとしては、今年のつくばチャレンジの事務局テントに無線LANアクセスポイントの箱が山積みになっているのを見かけたので、きっとつくばチャレンジの中継ストリーミング放送かなにかで無線LANのアクセスポイントを用意していたのではないかと。これに乗じてしまえば・・・というアイデアは試走会では使えないのでリスキーですね。

PlaceEngineサーバに登録されていないアクセスポイントについては、PlaceEngineクライアントを使って位置情報を取得した後「位置を教える」でPlaceEngineサーバに情報を送ればOKなので、そんなに問題無いと思います。

位置精度も、PlaceEngineクライアントを自分のノートPCにインストールして試してみたら、最初に出た位置は200m以上ずれていましたが、「位置を教える」で位置情報を修正したら2回目以降は教えた場所を指すようになったのでいい感じです。こういうやり方でコース上の位置情報をPlaceEngineサーバに多数教え込んでおけば、GPSと違って時間変化しない情報なので、位置情報のばらつきを抑え込めるんじゃないかと期待しています。ただし、これは無線LANのアクセスポイントが見つかれば、の話です。先ほどアパートの玄関からノートPC片手に表に出て位置計測を試してみたら無線LANのアクセスポイントが見つからず、位置計測できませんでした。なので、つくばチャレンジのコース上でアクセスポイントが見つかるかどうかは、現地で計測してみないとわかりません。

PlaceEngine APIを使ってローカルマシン上でプログラムからPlaceEngineを使えるようなので、ロボットの自己位置計測に使えるかどうか試してみる価値はあるんじゃないかと思います。

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